取り寄せ不可
「微笑みの国」タイの騒乱は衝撃的でした。タイでいったい何が起きているのでしょうか。これからタイはどうなっていくのでしょうか。
著者は2005年からバンコクに駐在して、クーデタや暴動の時は最前線で身体をはって取材し、他方ではタックシンをはじめとする主要政治家に精力的にインタビューを繰り返してきました。そこで見えてきたのが、国王を頂点とする既存の「タイ式」民主主義体制と型破りの政治家タックシンとの仁義なき戦いです。本書には、2006年のクーデターから2010年のバンコク騒乱まで、タイの激動とその背後でうごめく政治家のかけひきが克明に描かれています。そのドラマチックな展開は息を呑む迫力がありますが、同時にタイの不思議な魅力も伝わってきます。索引、年表などもきちんと備わった本格派です。
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