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ロンドンやパリを抜いて世界最大の都市だった江戸の町。
自然の地形をたくみに活かした都市づくりから、
独自の文化が花開いた豊かな生活まで豊富なイラストで図説。
<内容より>
江戸の都市計画は、外国でもあまり例をみない、特異なものでした。
自然の地形をたくみに生かしながら、同時に数度にわたって大胆な土木工事を展開し、
現在の東京の基礎となった江戸の町を形づくっていったのです。
上巻では、初期の城下町建設にはじまり、開幕によって江戸が天下一の都市へと成長していくありさま、
そして、明暦の大火によって、江戸城の大天守もろとも町が焼失してしまうまでの、
約70年間を描きます。それはまた、人間の技術力を信じ切って、飽くことなく都市を、建物を
築き続けた江戸の町の人びとが、自然から強烈なしっぺ返しをうけるにいたるドラマでもあります。
この本は、江戸の町がどのような考えにもとづいて計画され、また実際に
どのような町であったかを、はじめてイラストレーションと文でつづったものです。
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