取り寄せ不可
江戸吉原を舞台に遊女たちの悲恋を描いた官能純愛絵巻
「いつか江戸に会いに行ったるからな。待っててな」
「あてにせんと待っとるわ」
京都島原の売れっ子遊女だった霧里は
「他の遊女の客を盗った」という罪で江戸吉原に追放され、
最愛の弟・東雲と離ればなれになる。
小見世の山田屋へ売られた霧里は
朝霧という地味な禿(かむろ=住み込みで働く幼女)の面倒を見ることに。
筋のいい朝霧はさまざまな芸事を身につけていった。
しかし、朝霧が初見世(はじめて客をとり一人前の遊女になること)
を迎えるまで自分が守ろうと決めた霧里を待っていたのは
思いもしない悲劇だった――
遊女たちの恋と運命が絡まり合う
官能純愛絵巻第三弾!
【編集担当からのおすすめ情報】
『女性セブン』にて大絶賛連載中!美しく高貴な遊女・霧里と、その弟で美形の職人・東雲(半次郎)との姉弟愛、ふたりを巡るドラマチックな展開から目が離せません。斉木先生の繊細で艶やかな絵に「花宵ファン」急増中です!
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