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映画芸術の最高到達点!映画の歴史を変えた超大作!
「農民に雇われた侍が野盗と戦う。侍は七人で幾人かが死ぬ」。
世界映画史上に残る傑作「七人の侍」とは、これ以上でもこれ以下でもない。今日のゴテゴテと飾り立てられた映画に比べて、なんとシンプルなストーリーだろうか。しかしこの骨太さが映画というものだ。まずはただ息もつかせぬ207分を楽しめばよい。そしてこの創造の奇跡の秘密が知りたいのなら、同梱の書籍をひもといてほしい。
「七人の侍」が出来上がるまでには計り知れないほどの創造と破壊があった。シナリオ段階で、2本の映画の企画が生まれては消え、その苦闘の果てに「七人の侍」が出来上がるまでの経緯を、「七人」の脚本の共同執筆者で今日も健在の橋本忍がインタビューで克明に語る。また撮影に入っても、この映画を決して妥協しては造らないという黒澤監督はじめスタッフのこだわりにより、製作費も撮影期間も巨大化していく。絶体絶命の製作中止の危機も乗り越え、ついにクライマックスの村での死闘を迎えるその製作過程の緊迫のドキュメントを、記録係野上照代氏がエッセイで書き下ろす。
世界の映画界の風景を以前と以後で一変させた傑作「七人の侍」。日本には「七人の侍」があるのだ!
【編集担当からのおすすめ情報】
もしまだ「七人の侍」を観ていない人がいたら、その人は幸せです。なぜなら世界一の映画をこれから観ることができるから。とにかくまずはこの映画を観てください。傑作、名作、芸術・・・どんな先入観も必要ありません。ただDVDの再生ボタンを押してください。そしてもしこの映画に恋に落ちたなら、本も読み進めてほしい。この本は、あなたと同じようにこの映画と恋の落ちた人々のラブレターです。
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