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絵と新訳で楽しむまったく新しいイソップ本
1988年に発足した「東京イラストレーターズ・ソサエティ」は日本を代表するイラストレーターが数多く所属しています(和田誠、安西水丸、黒鉄ヒロシ、杉田豊、南伸坊、長友啓典、山口はるみ、宇野亜喜良、矢吹申彦、荒井良二、灘本唯人など)。毎年夏に銀座のクリエイションギャラリーG8で、企画展を開催しており今年のテーマは「イソップ物語」です。一人の画家がひとつのお話の絵を描きます。同展に参加の画家182人の作品をまとめたものが本書です。「イソップ物語」は400話ほどありますがそのほとんどがあまり知られていません。本書は「北風と太陽」などのようによく知られたお話から、あまり知られていないお話まで、新たに翻訳した読みやすいイソップのお話が展開する、読み応えのある美術書です。現代にも十分あてはまる「教訓」になるほどとうなずいてしまう、大人が楽しめるイソップ物語書です。解説には詩人であり作家の三木卓氏が、イソップの歴史と魅力をわかりやすくひも解いています。
【編集担当からのおすすめ情報】
2010年8月23日から9月17日まで銀座クリエイションギャラリーG8にて、本書と同名の展覧会が開催されます。会期中に人気絵本作家によるギャラリートークも開かれます。
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