ブリューゲルと村びとたち

新・おはなし名画シリーズ

ブリューゲルと村びとたち

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出版社
博雅堂出版
著者名
小手鞠るい , 森田義之
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2010年6月
判型
B4
ISBN
9784938595463

【博雅堂の『新・おはなし名画シリーズ』】
児童書として作られた美術全集『おはなし名画シリーズ』が、安くて軽い新シリーズ、『新おはなし名画』となりました。
おはなし名画は大型版、64ページのため、「低学年の子どもには大きく重い」というご意見をふまえ、《大きな画面で、高画質の図版を》という『おはなし名画』の趣旨を持ちつつ、ページ数を30数ページにおさえ、装いも新たに、第21巻から『新おはなし名画シリーズ』としました。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。

【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」

・第21巻 「ブリューゲルと村人たち」(B4変型版 オールカラー32ページ 収録画像13点)
ブリューゲルは16世紀に生まれたオランダの画家です。
農民を愛し、農民の暮らしや四季の風景を好んで描いた「農民の踊り」「農民の結婚式」。
当時のオランダ地方の遊びや諺を一枚の画面にたのしく盛り込んだ「子供の遊び」「ネーデルランドの諺」。
その他有名な「雪景色の狩人たち」等13点の絵画で彼の生涯を辿る絵本画集。
おはなし名画シリーズの「ブリューゲルと村びとたち」はブリューゲルの魅力を余すところなく伝えてくれます。
ブリューゲルの絵を見ているとまるで一冊の本を読んでいるような面白さがあります。
それはブリューゲルが細かいところまで観察して、隅々まで丁寧に描いているからでしょう。
また、ブリューゲルは自分の描こうとするものに対していつも深い愛情を抱いていました。
ブリューゲルの話はとても面白く、また怖い話やいたずらも大好きだったそうです。ブリューゲルは絵を通して私たちにわくわくするような話をしたかったのかもしれません。

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