大量調理における食用油の使い方

大量調理における食用油の使い方

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
幸書房
著者名
鈴木修武
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2010年7月
判型
B5
ISBN
9784782103449

著者は澱粉,蛋白部門から昭和 52 年に油脂部門に転籍し,販売促進やクレーム処理対応をし,顧客の現場に行くことが多かった.私達は油の販売先である惣菜,産業・学校給食,スーパー惣菜,外食産業や油揚げ・米菓などの業界に使い方や廃油の分析,製品分析・保存試験の相談や提案をした.また,生産現場のニーズに応えるために商品開発を行い,その商品の販路拡大に新しい技術紹介と援護をした.
ここで紹介する植物油を中心にまとめた技術資料は,現場での顧客の要望に応えるために作成したものである.例えば,揚げ油の現場調査では,早朝のフライヤー点火時に始まり夜の洗浄に至るまで,3 人体制のもとで 2 人一組になり揚げ時間,揚げ温度,油温の測定と惣菜の種類,個数などを全て記録し,使用油や廃油を分析した.このデータを基にして,実験室で実証試験をし,再度現場に提案した.揚げ油を売るために簡易型の酸価測定器を開発,フライヤー及びろ過機を購入し試験した.その他の炒め油,炒め機,離型油,香味油も同様に現場のニーズから開発し,利用技術を確立した.なお,本書は現場的で理論や科学的に不足や疑問点もあろうかと思われるが,生産現場に役立てば幸いである.

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top