ジョン・ラスキンと地の大聖堂

ジョン・ラスキンと地の大聖堂

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出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
アンドレ・エラール , 秋山康男 , 大社貞子
価格
6,380円(本体5,800円+税)
発行年月
2010年7月
判型
A5
ISBN
9784766417494

「山は、自然の造りし大聖堂である」

▼詩人、画家、美術批評家、地質学者、社会思想家--ジョン・ラスキンは19世紀の思想・芸術において最も影響を及ぼした人物の一人である。

▼ラスキンが愛した土地は、水の都ヴェネツィアとアルプスの山々に抱かれる町シャモニーであった。彼はシャモニーへ幾度となく訪れ、山について地質学的研究を試みながら、水彩画、版画、銀板写真などで山岳美を表現しつづけた。

▼19世紀、近代登山誕生の時代、「美の先導者」はどのように山と生き、山を理解したか。アルプスを舞台にラスキンの人生を辿る、異色の評伝。図版多数。

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