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わが国の「高齢者の機能障害」に対する運動療法学の今日的到達点をこの分野の初学者にもわかるように簡潔,平易に記してある.理学療法臨床家として,遭遇するであろう「高齢者の機能障害」に対する運動療法をもこなすに足る,必要十分な知識と実践技術を記載.
「I.高齢者の運動機能」では,疫学的視点から高齢者の運動機能の特性や運動機能と健康寿命や介護予防との関連について述べた.「II.高齢者の運動療法に関するエビデンス」では,システマティックレビューを中心に高齢者の運動効果に関するエビデンスを詳細に記載した.「III.高齢者の運動機能評価」では,高齢者に対して行う評価をほぼすべて網羅し,その基準値もできるだけ記載した.「IV.高齢者に対する運動療法」では.高齢者に対する運動療法の理論と実際について詳細に述べた.「V.高齢者の転倒予防に対する運動介入」では,高齢者の転倒の実態と評価方法,介入の実際に関して述べた.「VI.高齢者の認知的側面からみた運動介入」では,dual taskでの評価や運動介入を中心に最新の知見と共に述べた.「VII.高齢者の姿勢アライメント障害に対する運動介入」では,高齢者に特徴的な姿勢アライメントの評価や運動介入の実際に関して記載した.「VIII.地域での介護予防事業」では,地域での介護予防事業,特にトレーニング事業を中心に述べた.
☆図版118点,表組77点,写真36点
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