ソフトウェア開発チームにおいて、良いソフトを作るための成功の鍵を握るのは、チームの人的資源、メンバの戦力を高めることである。
本書は、ソフトウェア開発の実務に携わる人のための書であって単なる管理者やコンサルタントのための書ではない。読者が本書で見出すことができるのは、考慮すべき問題と、それに取組む際の適切な順序およびそれぞれの段階における対応の仕方についてのひとつの「提言」であり、それは読者に考える機会を提供することである。本書はソフトウェア産業の困難を解決するための既存のアプローチの代わりとなるようなものを目指すものではなく、軽視されている領域のある部分を補完するものというべきであり、変化をチームの人々に合ったものにする、いわば既存の文化に配慮した小さい重点的な変化について示唆する書である。
(株)構造計画研究所発行/共立出版(株)発売
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