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ヨーロッパで最先端の神学を学んできた著者の講義を,日本の神学生が理解できないのは何故か? この疑問から出発した著者の思索は禅修行を通して決定的な転回を経験し,その思想と生き方は西洋的から東洋的なものへと変わった。西洋哲学は理性により現実を概念・理念で客観的に把握し,身体・肉体を不問に付したため,人間や世界の普遍的側面は捉えるが,個としての人間・世界・神を捉えられず,「肉になられた御言葉」は神学的に解明されなかった。
「西洋哲学・神学は普遍的ではなく,西洋という地域に属する地方的な哲学・神学である」というエリアーデの言葉に共鳴し,行を媒介にした新たな解釈学〈身読的解釈学〉により,西洋神学と聖書の思想的相違を明らかにし,パウロの聖書理解の核心に迫る意欲作。
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