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『乗鞍ヒルクライム』編決着!! 栄冠は誰の手に!?
▼第55話~第65話収録
●主な登場人物/更科二郎(信用金庫の渉外担当。妻は失踪中。幼稚園児のひとり娘を男手一つで育てる。代走で自転車のレースに出場することで、ロードバイクの魅力に目覚める)、ふくの(「坂の上幼稚園」に通う更科の娘。特技・嘘語早口)
●あらすじ/『乗鞍ヒルクライム』もいよいよ最終盤。四つどもえの優勝争いに加わる更科は一歩も引かない走りをみせる。その限界を超えた更科の走りに危惧を覚えた晶は、娘のふくのにレシーバーを渡し、走るのをやめるよう伝えさせようとするも、ふくのは「もっと頑張れ!!」と逆のエールを送り…!!(第55話)
●本巻の特徴/ド素人でありながら驚異の走りで『乗鞍ヒルクライム』の優勝争いに残った更科。娘・ふくののエールに応え、残り1kmを切って更に加速していく。だが、肉体はとうに限界を超えていた…!! 父として、社会人として。更科は輝けるジョナサンになるための「チャンス」を掴めるのか……!?
●その他の登場人物/綿矢真知子(ふくのが通う幼稚園のサブ担任。新米保母。やる気はあるがやや空回り気味)、箕輪恭一(自転車屋の店主で、元競輪選手。更科のコーチ役)、箕輪晶(自転車屋の娘で、女子高生。どうやら更科に好意を抱いている模様)、小菅守(更科の部下でリストラ候補。実は『乗鞍ヒルクライム』の昨年度優勝者)、桜島一郎(大学自転車界のエース。プロに進むか否かを小菅との勝負に賭けている)、砂場恭一(更科のライバル行員。常に更科を挑発)、半田勇吉(潮崎市の経済を牛耳る半田グループの総帥。更科に、『乗鞍ヒルクライム』での代走を持ちかけた張本人)、半田勇二郎(半田家の次男。ピストバイクにはまり大学進学を拒否、父・勇吉の悩みのタネ)、森幸春(元全日本チャンピオンのプロのロード選手。「師匠」と呼ばれ慕われている)
【編集担当からのおすすめ情報】
自転車=ロードバイクを題材に描く、本格派の自転車漫画。
作者自らもロードバイクに跨り、そのディテールは自転車のプロから見ても
納得の声をいただいています。
主人公は、サラリーマン。しかも子育て中。
決してヒーローではありません。
人生に手を抜くことなく、社会への責任をまっとうしようとしている
普通の人です。
そんな、どこにでもいる大人に、今を懸命に生きる全ての社会人に、
本作はエールを送ります。
「人生、誰にでも、輝く権利はあるんだ」と……!!
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