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戦後の大学教育において私立大学が果たしてきた役割について、その拡大の過程・経営規模の変化・政府による「助成と規制」の制作から鋭く分析を行なう。
なぜ日本では高等教育の質をめぐる競争メカニズムが働きにくいのかを、学生の選抜度に主な威信の源泉を求める「日本型」エリート私立大学の存在を中心に論考。詳細なデータ分析から、大衆化以前と以後の高等教育システムの転換を探る。
現在の私立大学の隆盛に、国の政策はどのようにかかわってきたのか。我が国の高等教育市場の変遷を知る格好の書。
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