取り寄せ不可
DNAに命じられるままの「嘘」や「殺人」に、“悪意”は介在しない?
「悪」のシステムがついに明かされる─!
姉は母の恋人を寝取り、献身的な愛から冷笑しつつ身をひるがえし、果ては男友達の眼前で変死を遂げた。
彼女の邪悪性は3歳でかかったポリオの後遺症による「DNAの凶変異」が原因ではと疑い、科学的探求を始める著者。
美しき悪魔、姉キャロリンが遺した日記は、いったい何を語るのか……。
──「悪」を罪や道徳の概念から切り離して遺伝学・脳科学で徹底検証、ブログなどで一大論議を巻き起こした前作『悪の遺伝子』につづく「完結編」。
姉をあやつった恐るべき運命の真相がついに明かされる!!
【著者紹介】
バーバラ・オークレイ
ミシガン州オークランド大工学部准教授。
ベーリング海のソ連漁船に通訳として乗り組み、南極で無線技師を務め、陸軍では兵卒から大尉にまで昇進している。
世界最大のバイオエンジニアリング学会の副会長でありシステム工学の学位も有する。
【訳者紹介】
酒井武志
京都大学理学部卒、英米文学翻訳家。訳書に『TOKYO YEAR ZERO』(文藝春秋刊)『ペトロス叔父と「ゴールドバッハの予想」』(早川書房刊)『悪の遺伝子』(イースト・プレス刊)他。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。