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西欧における国家は,民主政治を実現する上での枠組みであると同時に,経済的繁栄と社会的公正を確立するための装置として建設されてきた。しかし,第二次世界大戦後に開始され,冷戦の終焉後に加速された国家統合は,それを推進した国家自体を逆説的に相対化しつつある。本書では,現代西欧における国家のありようを,主として近代以降の発展史の観点から考え,西欧諸国家がグローバル化と欧州統合の中で変容を重ねるその実像を解説する。
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