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未来の社会をつくる教育。その費用を実際に負担している主体は誰なのか。教育費の公私関係の構造を解明し、新たな方向性を提示する。
教育費のあり方は、子どもの能力開花や教育の機会均等をも左右する。教育費の配分に関する制度的変革が進展しつつある今、わが国における教育を家計と政府がどのように負担するべきか。従来の曖昧な混合型構造の問題点を指摘し、法システムの明確化など、新しい分担型構造を提案する。教育費をとりまく政策、学問を問い直す格好の書。
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