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(原作者序文より抜粋)
神経性食欲不振症は大変な疾患です、病気に罹患している人たちにとってだけでなく、その家族にとっても同様です。時には家族をばらばらにし、若い生命をしおれさせます。不幸なことに、あまりにも多くの患者が、飢餓かあるいは自殺によって亡くなります。しかし、この暗く悲しい状況は、存在する必要はありません。多くのことが、特に初期の段階でできるのです。
どの患者の中にもいつも2人の人がいます。回復を求める人と、体重増加の考えを恐れている拒食症の人がいます。
本書は案者と家族の両方に向けられたもので、その目的は、合理的な思考が出来るようになっていく情報を提供することです。それは体重増加の恐怖を取り除くことはできませんが、実践と情報によって回復に向き合うための治療意欲を生み出すような道標を提供することができます。
(中略)私は読者がこの本が有益であると気づくだろうことを確信しています。(後略)
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