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周五郎の真骨頂、武家ものの名品、全八編。
生誕百年を超えてなお清新な輝きを失わぬ山本周五郎の傑作短編集第二弾。夫を拒み続ける新妻の秘密とは? 友情と妻へのいたわりが見事な結末を迎える表題作「山椿」。常に一心同体のように成長した二人の若者の友情と別離を描いた「饒舌り過ぎる」。不可思議な出会いの後失跡した女性への思慕と武士としての宿命が交錯する「屏風はたたまれた」。従来の時代小説にない主人公像が秀逸な「若き日の摂津守」。決闘を前にした若者と流浪の夫婦の運命的な邂逅のスケッチ「橋の下」。ある秘密を抱えた主従の歳月を感動的に描く異色作「菊千代抄」。ハリウッド映画的スケール感を思わせるサスペンス「砦山の十七日」の傑作全八編を収録。巻末には周五郎に私淑する時代小説家・和田はつ子の随筆「山本周五郎の空」も収録。装画は1巻に続き松本大洋描き下ろし。
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