茶杓

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兄の死で伊達藩城代家老となった冨塚重標。愛妾との生活を選び流配される時、持ち出したのは父の作った茶杓だった…。冨塚家の千年におよぶ歴史資料「伊達藩宿老冨塚と一族のすべて」から２７代重標の生涯を綴る。

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