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日本人はやまと言葉でもの思え! 自分の都合から深く考えるというのは、ものの思い方としては、むしろ原始的なもの思いであって、さまざまの側から立場を変えて自在に深く考え、もの思うというのが、真のもの思いである。こういう立体性の深みがないと、ほんとうのもの思いはできない。(二章より)
「思う」というきわめて単純な人間的な作用が、つきつめていけば、すべてを左右し、決定し、すべてを操作していく。こうして、私の思いの論は、思うことによって内面を動かし、なにかを作り出そうとするのである。
そのなにかとは何か。それは自己であって、その自己の完成である。(中略)新しい周辺に反応して絶えず、新しい自己を創っていかなくてはならない。(四章より)
アメリカでの五行歌普及活動の中で、日本人のもの思いの論、組井戸理論、中心線論が受け入れられ、日本の詩歌の理論が向こうの人々に求められていると感じたことから、本書が書かれた。
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