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ピアノの抒情詩人とヴァルスの邂逅。
▼「ヴァルス」(valse)とは「ワルツ」のフランス語読みである。舞踏曲「ヴァルス」は19世紀にはロマン主義の流れにおいて芸術的舞曲としても多数作曲された。この「ヴァルス」の発展と稀代の作曲家フレデリック・ショパンの創作時期は軌を一にしている。近代ヨーロッパ文明の産物である「ヴァルス」はショパンの才能によって開花した。
▼本書では、「ヴァルス」の特性や歴史的変遷について考察しながら、ショパンの「ヴァルス」について精緻な分析を試みる。芸術史・舞踏史の観点から接近することで、ショパンをヨーロッパの普遍的作曲家として捉え直す。
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