ショパンとヴァルス

ショパンとヴァルス

取り寄せ不可

出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
平林正司
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2009年9月
判型
A5
ISBN
9784766416732

ピアノの抒情詩人とヴァルスの邂逅。
▼「ヴァルス」(valse)とは「ワルツ」のフランス語読みである。舞踏曲「ヴァルス」は19世紀にはロマン主義の流れにおいて芸術的舞曲としても多数作曲された。この「ヴァルス」の発展と稀代の作曲家フレデリック・ショパンの創作時期は軌を一にしている。近代ヨーロッパ文明の産物である「ヴァルス」はショパンの才能によって開花した。
▼本書では、「ヴァルス」の特性や歴史的変遷について考察しながら、ショパンの「ヴァルス」について精緻な分析を試みる。芸術史・舞踏史の観点から接近することで、ショパンをヨーロッパの普遍的作曲家として捉え直す。

本書は、日本図書館協会選定図書です。

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