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ヒジャさんが、合祀取消しを求める経緯 (ここいれてください)
イ・ヒジャさんのアボジ(父)、イ・サヒョンは1944年2月15日に日本軍か
らの徴用命令を受けた。京城(ソウル)で、輜重兵第49連帯特設勤務大101中
隊に編入され中国へ送られる。1945年6月11日中国南部全県で破傷風のため死
亡。日本政府は徴用者の戦死を、家族に知らせなかった。朝鮮に残された家族は
夫や父の帰りを待ち続けた。ヒジャさんがそれを知ったのは、1989年、『被徴
用死亡者連名簿』によってだった。
さらにヒジャさんは、韓国の国家記録院で、『支那派遣軍第6方面軍第11軍隷
下部隊留守名簿』に、父の名前があり、「合祀済」の判をみつける。「合祀とは
どういうこと? アボジは、天皇のために戦ったのではない、なのになぜ靖国神
社に合祀なのか? しかも遺族の同意も得ずに」。
――ここからヒジャさんの合祀取消しを求めるたたかいが始まった
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