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測定すると簡単に壊れてしまう量子状態をどうすれば遠く離れたところに伝送できるのか? その突破口は、皮肉にも、アインシュタインが「spooky(きもい)」と言い放った「量子もつれ」を利用することだった。EPRパラドックスに決着をつけ、量子コンピューターへの道をひらく量子テレポーテーション研究の最前線を紹介する。(ブルーバックス・2009年8月刊)
量子力学のパラドックスを実験的に検証する。からみあった量子どうしはいくら遠くに引き離してもつながっている。アインシュタインを悩ませた難問を解決した実験の原理と量子コンピュータへの応用を展望する。
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