取り寄せ不可
ダムが堰き止めたのは、川の流れだけだったのだろうか?
日吉ダムには、ほんの二昔前まで天若という集落があった。
八月の夜、一晩だけ、わたしたちは家々を思わせるあかりを湖面に浮かべる。
水没集落に住んでいた人、村を知らない若い人、ダムの恩恵を受ける下流の都市の人‥‥、
風景を共にすることで生まれる共感と新しいつながり。
今に生きるアート「天若湖アートプロジェクト」の感動を伝える!
天若湖アートプロジェクト
かつてと今/上流の山村と下流の都市のつながりをテーマに日吉ダム(京都府南丹市日吉町・1997年完成)で2005年度から毎年行われているアートプロジェクト。なかでも、かつての村のあかりを一晩だけ湖面に再現する「あかりがつなぐ記憶」は夏の風物詩として定着してきた。最初は一人の学生の一つのアイデアだった。それに魅了された人々が知恵と技を絞って実現させた。桂川流域のNPO、アートNPO、行政、大学、そして水没移転者、ダム管理所が関わりあいながら、多くのスタッフが共に作っている。
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