取り寄せ不可
これまでの被差別部落史は、その時代の政治状況や部落解放運動の動向に翻弄され、最初から結論ありきというような前提で進められてきたケースが多かった。しかし本書は、あくまでも部落差別は今も存在し続けているという現状認識に立ちながら、部落史を通して日本近現代史全体を展望するという姿勢をとることで、新しい歴史像をめざした。部落問題を、封建遺制やケガレ意識の残存という過去の遺物ではなく、近現代が生み出した社会問題として描ききる新しい部落史。
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