末期葵

小学館文庫

末期葵

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出版社
小学館
著者名
和田はつ子
価格
618円(本体562円+税)
発行年月
2009年5月
判型
文庫
ISBN
9784094083859

貞右衛門殺しの容疑で捕らえられた養父・長右衛門。それは、岩田屋勘助の仕組んだ罠だった。岩田屋は自らの権力拡大のため、前の将軍のご落胤である桂助を、次期将軍にして自分の思うがままに動かそうとしていた。養父の命の鍵を握る岩田屋の命じるままに、次期将軍争いを繰り広げる南紀派と一橋派の両領袖の治療にあたった桂助。そして、側用人の岸田が襲われ、叔母とその孫が連れ去られるに至って、桂助は出生の証である“花びら葵”を、岩田屋に差し出すことを決意する。岩田屋の野望は達せられたかに見えた……。長年の因縁に決着が付く、シリーズ第8弾!

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