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岸上慎二旧蔵本水鏡の影印・翻刻・研究。
奥書に、「右八幡惺惺翁真跡 元文二年丁巳 東隆元鑑定」とあり、
これによれば、元文二年(1737)、江戸初期の書写本と推定される。
惺惺翁とは、松花堂昭乗(1584~1639)の別号。江戸初期文人で書画家である。
本書の紹介とともに、まだ明らかにされていない『水鏡』の諸本系統を探る
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