生態学のためのベイズ法

生態学のためのベイズ法

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出版社
共立出版
著者名
マイケル・A.マッカーシー , 野間口眞太郎
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2009年3月
判型
A5
ISBN
9784320056787

ベイズ法は、生態学が扱うような様々な形式をもつデータに対して、柔軟に対応する統計方法である。その点、ネイマンやピアソンらの確立した頻度主義的統計学のように、方法の形式に合わせてデータを採集しなければならない統計学とは異なる。これから生態学的研究を行おうとする若い学生、研究者にとって、ベイズ法は必須のデータ解析法になりつつある。
 本書は、生態学のデータを解析しようとする学生、教員、研究者、技術者、その他の関係者にベイズ法を解説する入門書である。近年、コンピュータシミュレーション技術の発達と相まって、ベイズ解析の解を手軽に求めることができるようになった。そのため、欧米では、生態学のデータをベイズ法で解析する方法を推奨する本が、数多く出版されるようになっている。しかし、残念ながら日本では、まだ、そのようなよい解説書は見当たらない。本書は、日本の生態学関係者への入門書として、ベイズ解析を分かりやすく説明し、現場での数多くのデータ解析例を紹介するものである。
〔原著 Bayesian Methods for Ecology(Cambridge University Press、2007)〕

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