龍 16

小学館文庫

龍

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出版社
小学館
著者名
村上もとか
価格
785円(本体714円+税)
発行年月
2009年1月
判型
文庫
ISBN
9784091961365

▼第1話/逆運▼第2話/転生▼第3話/祝福▼第4話/忘れじの月▼第5話/花街の女▼第6話/誕生日▼第7話/上海の日記▼第8話/外灘の二人▼第9話/アンナへの祈り▼第10話/開戦▼第11話/捨てる大義▼第12話/友の計画▼第13話/友の死▼第14話/憲兵隊▼第15話/反抗分子▼第16話/釈放▼第17話/巣立ち▼第18話/復帰要請

●主な登場人物/押小路龍(押小路男爵家の長男。本編の主人公)、田鶴てい(龍の妻。満州映画協会の女優兼監督。東北の貧農出身)
●あらすじ/皇帝の秘宝・黄龍玉璧を持ち去った鳳花の行方を追って列強各国が動く中、龍もまた、ていの監督した映画を巡回上映するクルーの一員として地方を回り、ついに長白山で鳳花と再会を果たす。だが、鳳花に家族を殺され復讐の鬼と化した曹は、ソ連に向け飛行機に乗り込もうとする鳳花に銃を乱射する。だが、目的は果たせず、逆に上空から撃たれた曹は瀕死の重傷を負ってしまい…(第1話)。
●本巻の特徴/16歳の若者になった文龍は、街で出会ったアンナに想いを寄せる一方、龍との上海行きの途上で会った少年・郭孝成とも再会を果たす。だが、そのことが思わぬ災いを招き? 日米開戦で時代が大きく変わる中、龍をめぐる人々にも大きな動きが…!?
●その他の登場人物/鳳花(秘宝を狙う組織「紅龍(ホンロン)」の首領。龍の双子の兄弟)、曹徳豊(もと紅龍の一員。かつて日本で出会った龍に心酔して弟子となる)、甘粕正彦(満映理事長。満州国の夜の支配者と呼ばれる男)、押小路卓磨(龍の叔父。押小路財閥の総帥)、小鈴(龍の幼なじみで元・芸妓。卓磨の妾)、李文龍(学問の道を志す青年。かつて記憶喪失の龍を助け、今は龍を兄と慕う)、アンナ(文龍が想いを寄せる西洋人女性。上海在住)

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