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名もない士族の家に生まれながら、明治藩閥政権のもと駐米大使を務めるまでの栄達を遂げた九鬼隆一。恩師福澤諭吉からの離反、妻波津子・美術家岡倉天心との複雑な三角関係、息子である哲学者九鬼周造との確執──膨大な資料とその客観的検証を通じ、明治史の裏側に新たな光を投げかける一大研究成果、ついに刊行。
目次
序文 伊藤 彌彦
第一編 評伝・九鬼隆一
第一節 出生──星崎家から九鬼家へ
第二節 文部省出仕
第三節 文部行政の展開と九鬼隆一
第四節 『文部卿代九鬼文部少輔口述扣』
第五節 福澤諭吉と九鬼隆一
第六節 文部省辞去
第七節 法隆寺夢殿の開扉
第八節 米国華盛頓府駐箚特命全権公使
第九節 美術行政家九鬼隆一
第十節 官海遊泳
第十一節 晩年の動静
第十二節 終焉
結語にかえて──九鬼隆一小伝
第二編 杉山波津子
第一節 波津子誕生──杉山家から九鬼家へ
第二節 隆一・波津子・天心
第三節 波津子・天心・周造
第四節 狩野芳崖「悲母観音像」のモデル
第五節 波津子──岡倉天心の恋人
第六節 波津子──哲学者・九鬼周造の母
第三編 「教学聖旨」再考
第一節 学事巡視と「教育令」の制定
第二節 「教学聖旨」と元田永孚
第三節
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