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【博雅堂の『おはなし名画シリーズ』】
「おはなし名画シリーズ」は、「子どもが気軽に本物の芸術に触れられる環境を作りたい」という思いから作られた子ども向けの高品質な大型美術全集です。
画家の生涯を辿りながら、その作品を観賞できます。平成4年初刊以来、多くの新聞紙上にとりあげられ、「絵が大きく色も鮮やかで、文章も読みやすい。幼いころから良い絵を与えることで、子どもたちの感性を伸ばすのに役立つだろう」と高い評価を頂いています。「日本図書館協会」「全国学校図書館協議会」の選定図書であり、多くの学校教科書でも推薦されています。
美術入門書として子どもから大人まで楽しめます。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。
【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」
・第20巻 「イエスの誕生とうわさの壁画」(B4変型版 オールカラー64ページ 収録図版 36点)
「東の国から来た3人の博士(東方の三賢人)」のお話を知っていますか?
旧約聖書に書かれているイエスの誕生のときのお話です。
ときは、1400年代、ところは、フィレンツェ。ルネッサンスの中心としてさかえたイタリアの美しい町です。
「花の都」ともよばれるこの町には、いまも大聖堂や古い建物が数々がおおく残され、なかにかざられた彫刻や絵画とともに世界中から訪れる人びとの目をたのしませてくれます。
その建物や壁に描かれた絵をみるとき、私たちには昔の人びとの声がいきいきと聞こえてくるようです。
そうした声に耳をかたむけながら、フィレンツェの画家たちの描いた「東の国から来た3人の博士」のお話やメディチ家宮殿の壁画の物語をこれからはじめることにしましょう。
掲載画像の主な作者は『ベノッツォ・ゴッツォリ』『フラ・フィリッポ・リッピ』『コレッジョ』『ギルランダイオ』です。
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