本書は、2006年に行われた作業療法関連科学研究会シンポジウム「道具の変遷を通してヒトをみる」の記録をもとにつくられた読み物で、精神医学、霊長類学、考古学、工学、脳科学の第一人者の考察を集成した、知的興奮にあふれた内容です。
手と道具の脳は、有史以前から近未来へと一貫した意味をもって発展してきたことを、多彩な異分野からの豊富な研究事例をもって実証していきます。本書を通して、「人はなぜ作業をするのか?」「人にとってなぜ作業は必要なのか?」という作業療法の原理的な問いかけに対する明晰な答えが浮き彫りにされます。
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