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88歳から新聞投稿にて五行歌を書き始め、その投稿にファンまでつくような存在に。
超高齢の頭脳の批判と包括の精神、今後の新しい世界を開拓した。
祈美さんはずっと文芸活動をしてきたが、どこでも完成はせず、才能を認められてもうまくいかないところがあったのかもしれない。
歌にもあるように、初めて自身に合った文学形式に出会ったと思ったようだ。才能がありすぎて、型にはまらない人だったのではないか。
「私は九十になって五行歌を知りましたが、せめて八十の時に知りたかった」は名言である。
巻末のミニ・アルバムに、広告の裏や薬袋まで、思いついた歌のメモ書きがたくさん残されているのが伺える。
市井にあり最後まで歌を書き続けた、うたびとの背中が眩しく、憧れもし、心強くなる。
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