近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローが提唱した「Less is more.」の頂点を極めた住宅、トゥーゲントハット邸(チェコ・ブルノ/1930年竣工)の全容を示した日本初のガイドブック。世界遺産のこの住宅は、80年後の今も、建築の素の力を見るものに語りかける。住宅設計者、建築学徒は必携。
ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969)
1886年、ドイツ・アーヘン生まれ。ペーター・ベーレンスに師事し、1929年に独立。“Less is more”の標語で知られ、1929年のバルセロナ・パヴィリオンはモダニズムの金字塔。1930年からバウハウスの第三代校長を勤めたが、ナチスの迫害からアメリカに亡命した。アメリカでは、世界遺産のファンズワース邸、超高層ビルのシーグラムビル、高層アパートのレイクショアドライブなどを設計。今なお建築界に大きな影響を与え続けている20世紀モダニズムの巨匠。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。