取り寄せ不可
1950年代にH・サイモンが提唱した限定合理性の概念は、いまや選択理論・ゲーム理論の主流に大きな影響を与えつつある。本書はこれら限定合理性のモデル化に焦点を当てて解説を行う。
前半では、心理学的知見への言及を踏まえて、選択のモデル化、特に手続き合理性、知識、記憶、「知ること」に関する選択、集団意思決定を扱う。後半では、ゲームにおける限定合理性のモデル化にかかわる困難さへの言及を踏まえて、手続き合理的なプレーヤーによるゲーム、複雑性を考慮した繰り返しゲーム、ゲームにおける計算量制約を解説する。また最終章では、本書に対するサイモンの批評も言及する。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。