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それは誰が助けてくれますか?
「水頭症です」
ある日突然、生まれたばかりの子供に宣告された病。
平凡で幸せだった家族の生活は一転、病との闘いに巻き込まれていく。
一刻を争う状況の中、絶望と不安に翻弄される家族が
たどりついたひとりの医師とは…
高橋義男。北海道・苫小牧に実在するひとりの小児脳神経外科医。
多くの子供とその家族達の、命と心を救いつづける彼は、
治療が終わった後も多くの患者に慕われる、魅力ある存在である。
そんな彼はいったいどのような道を辿り成長し、やがて人々に愛される医師と
なっていったのだろうか?
ひとりの人間としての彼の、過去から現在にいたるまでの ルーツを追う、
懐かしい昭和を舞台とした少年時代〓青年時代のエピソードと同時に、
患者と患者の家族たちが、どのようにして病と向き合い、
何を選択し、そして社会の中で生きてゆくのか…
そのリアルな「生」の姿を描いていく。
ひとりの「医師」の人生の歴史と、その「仲間(かぞく)」たちの物語が
クロスオーバー(交差)する、感動のドキュメンタリー・コミック!
待望の第1巻がついに登場!!
北海道で原稿制作から印刷・販売まですべてを手掛け、
実在の医師、実話をもとに緻密な取材を重ねて再構成した丁寧なストーリーや、
細部までこだわった美しい情景・繊細な心理描写などは、漫画ファンならずとも必見。
巻末付録には、この漫画のモデルとなった高橋医師との対談も収録しました!
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