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万葉集の読み方に根源的な疑義を呈す問題の書。音韻・文法・語彙・文字その他、微細な事柄から巨大なモノを捕捉する醍醐味溢れる新研究。
我々の学界には、うさん臭くても無視する風潮がある。批判に値せずとして無視するのだが、当人は自説が認められたと錯覚するらしく、奇説珍説が生き延びる。本稿の対象に限って言うと、折口信夫の学説に依拠する点が多いことも要因だろう。特にその学統にある人たちは、論文の中でさえ折口を「先生」と呼ぶのが一般である。かかる態度で師の学説を客観的に見たり検証したりすることはできまい。いわんや批判においてや。(本書209~210ページより)
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