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▼第1話/怪物の深淵▼第2話/ユルゲンスの物置き▼第3話/カーニバルのあと▼第4話/フライハムへの旅▼第5話/幸せな休日▼第6話/復讐の銃口▼第7話/明日は晴れる▼第8話/ルンゲの期待▼第9話/ルンゲの罠▼第10話/対決▼第11話/転落の果て▼第12話/エヴァの告白▼第13話/男たちの食卓▼第14話/見えざる敵▼第15話/火曜日の青年▼第16話/木曜日の青年▼第17話/残された謎▼第18話/秘密の森
●主な登場人物/天馬賢三(テンマ。元・脳神経外科医。無実の罪で追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄)、ニナ・フォルトナー(=アンナ・リーベルト。ハイデルベルク大学法学部の学生で、ヨハンの双子の妹)
●あらすじ/ヨハンが残したメッセ-ジを分析してもらうため、テンマは、大学の同窓で精神分析医のル-ディ・ギーレンを訪ねる。ヨハンが多重人格者であるという仮説をたてるテンマだったが、ル-ディはそれを一蹴。さらにテンマの話を信用しない彼は、警察へ通報して…(第1話)。▼連続殺人犯・ユルゲンスの最後の犯行現場である、ケンプ夫人の屋敷へやって来たルーディ。ある友達の言う通りに殺人を犯したというユルゲンスの供述を全く信じていないル-ディは、その嘘を暴こうと彼が犯行前に潜んでいた地下の物置きへ移動するが、そこである物を目にし…!?(第2話)。
●本巻の特徴/ヨハンを追うもう一方の追跡者・ニナは、養父母・フォルトナー夫妻殺害の犯人である、ミュラーを監視していた。そんな中、ミュラーが雇った探偵が殺されて? 一方、テンマを執拗に追うルンゲ警部は、新たに起こった中年夫婦殺人事件をテンマの事件に結び付けようと企むが…!?
●その他の登場人物/ヘッケル(コソ泥)、ディーター(里親から虐待されていた子供)、ルンゲ警部(BKA【独連邦警察】の警部で、テンマを追っている)、エヴァ・ハイネマン(テンマの元婚約者)、ハンス-ゲオルグ・シューバルト(大富豪。盲目の老人。通称“バイエルンの吸血鬼”)、カール・ノイマン(ミュンヘン大学経済学部の学生。大富豪、ハンス-ゲオルグ・シューバルトの嫡子)
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