律令国家と万葉びと
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七〇一(大宝元)年、大宝律令制定という制度改革によって、多くの制度が一気に切り替えられた。文字や時間を使いこなし、年号や暦の使用、戸籍の作成、官僚機構の整備など、国を統治するしくみが機能しはじめる。 行政機関ができると、そこでは文書を作成する役人が働くようになるが、その姿は現代のサラリーマンと変わらない。庶民には税が課され、道路や都の整備などの労役や兵役にも動員された。一方、高齢者や障害者の介護などの福祉制度もこの時代につくられていた。 国家が立ち上がり、変わりゆく時代に立ち会った人々の姿を通して、現代につながる歴史を生き生きと描く。
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