日本文化論の名著入門

角川選書

日本文化論の名著入門

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出版社
角川学芸出版
著者名
大久保喬樹
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2008年2月
判型
B6
ISBN
9784047034228

新渡戸稲造の『武士道』、ルース・ベネディクトの『菊と刀』等、明治から戦後の日本文化を論じた内外の名著を精選。日本と日本人の深層に迫った思想の要点を平易に解説した、日本文化理解のための入門書。

〈目次〉

はじめに

1 外からの日本発見
  ピエール・ロチ『秋の日本』(一八八九年)
  ラフカディオ・ハーン『知られざる日本の面影』(一八九四年)
             『こころ』(一八九六年)

2 世界に向けて日本を発信する
  新渡戸稲造『武士道』(一九〇〇年)
  岡倉天心『東洋の理想』(一九〇三年)『茶の本(一九〇六年)』

3 民俗文化の古層を求めて
  柳田国男『山の人生』(一九二五年)ほか
  折口信夫『古代研究』(一九二九年─三〇年)ほか

4 日本文化哲学の創造
  西田幾多郎『善の研究』(一九一一年)ほか
  和辻哲郎『風土』(一九三五年)
  九鬼周造『「いき」の構造』(一九三〇年)

5 さまざまな美意識
  柳宗悦『雑器の美』(一九二六年)
  谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(一九三三年)
  ブルーノ・タウト『日本美の再発見』(一九三九年)

6 伝統への反逆と革新
  坂口安吾『日本文化私観』(一九四三年)
  岡本太郎『縄文土器──民俗の生命力』(一九五二年)

7 近代西欧社会モデルか伝統日本文化か
  ルース・ベネディクト『菊と力』(一九四六年)
  丸山真男『日本の思想』(一九六一年)
  土居健郎『「甘え」の構造』(一九七一年)

あとがき

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