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裸体や羞恥心、性と暴力をめぐって、エリアスの〈文明化の理論〉を徹底的に検証し反論し続けてきたデュルのライフワーク、ついに完結。フィールドワークを重ね、膨大な文献を渉猟し、エリアス自身が採り上げたテキストや図像にも、全く異なる読み方が可能であることを示しつつ、傲慢なる〈文明〉、エスカレートする暴力の〈近代〉に対する、〈未開〉の自己抑制を論じ、〈中世〉の見直しを迫る。
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