書の見方

角川選書

書の見方

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出版社
角川学芸出版
著者名
名児耶明
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2008年1月
判型
B6
ISBN
9784047034198

書を鑑賞するための手引書。日本文化の根源をなす和様の美は、どのように生まれてきたか、なにをどう見れば、より深い理解や感動が得られるのか。鑑賞のための多様な糸口や美術表現としての情報を説く。

〈目次〉
序章 日本の書、文字の多様性
一 日本の書
二 書の周辺
第一章 文字との出会い・文字の使用──金石・木簡・肉筆の美
一 文字との出会い
二 文字の使用
三 肉筆遺品の登場
第二章 奈良から平安の重厚な書──大量の写経文字と三筆の書
一 奈良時代の書
二 万葉仮名から三筆へ
第三章 和洋の発展と仮名の確立──三跡の筆跡美
一 和様を発展させた三跡の書
二 和様化に並行する仮名
三 仮名の遺品
第四章 仮名美の分析と名品の数々──仮名の造形美
一 名品と仮名の造形美
二 線・面の華麗な展開
三 魅力にあふれた仮名の一群
第五章 実用の書と定家様──藤原定家の目指した仮名とは
一 実用書道の芽生え
二 藤原定家の目指した仮名
第六章 墨跡と天皇家の書──禅僧のもたらした書の新しい魅力
一 禅僧の新しい書
二 人気の墨跡
三 天皇家と公家の書
第七章 寛永の三筆と唐様・輪様──江戸時代初期の新鮮な書風と誰もが書きやすい文字
一 寛永の三筆
二 和様と唐様
第八章 定家様文化と書のデザイン──形式美と江戸の飾り文字
一 定家様の継承
二 定家様から冷泉流へ
三 定家様文化とデザインの書
第九章 日本文化と仮名文字、書の造形美──仮名文字の再評価と芸術書
一 日本文化と仮名文字
二 近代化の中での書芸術
三 書の見方
参考文献・図版出典
あとがき

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