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生誕百年記念決定版伝記!
富裕なワイン商の息子として音楽を志した幼・少年時代。カント哲学の影響下に哲学に開眼した青年時代。ヒトラー政権下でのアメリカ亡命。盟友ベンヤミンとの交友、ブロッホ、アーレント等との確執……。伝記的事実を丹念に辿りつつ批判理論の頂点=「否定弁証法」に至る精神の格闘の軌跡を描く。
【付】フォト・アルバム、年譜、文献目録ほか。
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ミュラー=ドームの「アドルノ」は、何年も「ドイツ学術振興会」の補助を得て、オルデンブルク大学「アドルノ研究センター」を拠点に、共同研究者らと周到な資料収集とテキスト批判を重ね、「体系的な伝記」を目指したものであるだけに、本人が口頭で私にいったように「伝記の名に値するのはこれだけだ」と自負するのもうなずけるような気がする。ハーバーマスも数年前、……ほぼ同様の感想をもらしていた。――【「訳者あとがき」より】
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