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科学技術の時代、もはや神話など遠い過去の物語だと思われています。そうでしょうか? たとえば、「老人には知恵がある」という老賢者のイメージはどうでしょう。自らそう思っている老人もたくさんいますが、それは、衰え、時代遅れとなったという不都合な真実を覆い隠す、現代に生きる有害な神話のひとつなのです。あらゆる一面的な神話は危険であること、そうした神話の本質を追究することこそが心理学の役割であることを説得力豊かに指摘し、自ら老境に入った著者が、老人よ、「何かの役に立つ」という義務から解放されて、衰退や病や死という現実を受けいれ、あるがままに「老愚者」として生きよう、と呼びかけます。著者は、国際的に高名なユング派心理学者。
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