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生まれてきた子どもに知的障害があると診断されたら……。その子が社会にでるためには多くの困難があります。知的障害がある子どもは、日常生活のささいなことができなかったり、いろいろな病気にかかりやすかったりします。本書では、子どもとどのように接すればよいか、どのような支援があるか、正しい知識から社会支援まで具体的に解説しています。ひとりで悩まず、一歩を踏み出すために役立つ一冊です。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリ-イラスト版》
【ひとりで悩まず不安を解消】
できることは何か、どう育てればよいか。
ひとりで悩まず、一歩を踏み出すために役立つ一冊。
正しい知識から社会支援まで徹底解説。
[まえがきより]
生まれてきた子どもに知的障害があると診断された場合、その子をどのようにして社会の一員として送りだせるかということが問題になります。しかし、社会にでるためには多くの困難があります。知的障害がある子どもは、日常生活のささいなことができなかったり、いろいろな病気にかかりやすかったりするからです。そのため、お父さんやお母さんは深く悩んでしまうのです。本書では、このように悩んでいるお父さんやお母さんのために、子どもとどのように接すればよいか、どのような支援があるかについて具体的に解説しています。
【本書のおもなポイント】
●知的障害を判断する3つの基準
●知的障害の原因の約8割が出生前に発生している
●特徴はことばが覚えられない、物事を記憶できない、動きがぎこちなく、細かい作業が苦手など
●障害は幼いころほど気づきにくい。定期的な「健診」が早期発見に
●子どもの基礎能力を養うための療育法
●就学先を選ぶときの確認すべきポイント
●自立を助ける社会支援と地域サービスの利用のしかた
●差別やいじめ、将来について……不安を解消するQ&A
【本書のおもな内容】
理解度テスト
《1.知的障害への理解を深める》
知能の発達 知的障害とは 感覚 原因 合併症 特徴
《2.ひとりで悩まず、周囲の協力で不安を解消》
早期発見 検査 療法 相談機関
《3.子どもとむきあうために》
家族 環境 行動 ほめる しかる 工夫 生活習慣 問題行動
《4.子どもをささえる社会制度》
施設 統合保育 学校 連携 就労 地域生活 保護者 自立支援制度 家族のケア
《5.心配・不安を解消するQ&A》
人権 遊び場 遺伝相談 病院 将来 苦情解決 兄弟姉妹 性教育
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