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マウマウと呼ばれたケニア独立闘争の闘士であり、独立後はケニアの民主化・女性解放運動を続けてきた著者の勇気と波瀾に富んだ自伝。キクユの名門に生まれた少女は、16歳でマウマウの宣誓に加わり解放軍兵士に変身していった。組織活動の内実と共に、自らも受けた植民地国家による性暴力についても生々しく語る。夫の遺体をめぐる「埋葬論争」を機に書かれた本書は、アフリカ人女性の声、現代アフリカ諸国の政治闘争、独立後の植民地的状況を映し出す貴重な記録になっている。編集・序=コーラ・アン・プレスリー。
目次
序 記憶は武器 コーラ・アン・プレスリー
第一章 家族の起源
クマレ・オレ・レモタカ、またの名「ヒンガ」の出現
第二章 子供時代
学校時代
第三章 マウマウ運動初期
都市ゲリラとしての日々
マウマウ・ガールスカウト
歌(ニンボ)
第四章 ナイロビの政党政治
マウマウと労働組合との連携
ナイロビ人民会議党の活動
ケニヤッタの日──十月二〇日
人種差別撤廃のキャンペーン
ナイロビ人民会議党聖歌隊の役割
逮捕と尋問
非常事態後の政治組織
二回目の非常事態を避けるための弾圧
第五章 ラム島での拘留
ラム島の拘留センター
第六章 釈放、そしてS・M・オティエノとの結婚
S・M・オティエノとの結婚
訳者ノート
「埋葬論争」 自由の種を蒔く
訳者あとがき
参考文献
本書関連年譜
行政区とその行政長の職名
ゲコヨ(キクユ)語と日本語表記対照表
索引
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