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・撮影月日順掲載
・撮影場所明記
・植物名、学名インデックス付き
・木本編167種
・ドキュメント「キリタチヤマザクラ発見記」収録
九州の屋根といわれる脊梁山地。なかでも五ヶ瀬町から椎葉村にかけて峻烈な山並みが連なる霧立山地は植物の宝庫。その昔は馬の背で物資を運んだ駄賃付けの峠道があり、西南の役では薩軍が人吉に向けて敗走した。その後、車社会への進展とともに深い眠りの中にいた山地は、いま格好のトレッキングコースとして甦っている。なによりも著者が毎日のように山に分け入って撮り貯めた植物の美しいカラー写真に魅入られるに違いない。折りしも西南の役から130年。読み応えあるドキュメンタリー、新植物発見から命名までを綴った「キリタチヤマザクラ発見記」も収録。
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