毛沢東その光と影

毛沢東その光と影

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出版社
未来社
著者名
岩間一雄
価格
5,060円(本体4,600円+税)
発行年月
2007年2月
判型
B6
ISBN
9784624111946

毛沢東思想を受け継ぐための脱神話化の試み──。毛沢東についての公式見解、「前半は功績があり後半は誤りがある」は、はたして妥当なのだろうか? 毛の「功績」と「誤り」とのあいだの思想史的な連関を解明し、内在的理解を試みる。陽明学研究からはじめた中国政治思想史研究者の著者の、長年の研究の成果。
目次
はじめに

序章 二つの毛沢東神話
 はじめに
 1 エドガー・スノーの毛沢東
  『中国の赤い星』
  読者の協同
  アップデートの努力
 2 ハン・スーインの毛沢東
  『朝の氾濫』(一九七二年)
  『塔の中の風』(一九七六)、『二つの扉』(一九八〇)──もうひとつの顔
  偶像破壊
 おわりに
  附論

第一章 楊昌済──東西文明の「融合」と衝突
 1 問題
 2 楊昌済と東西融合論
 3 楊昌済と陸王学
 4 楊昌済と近代西欧思想
 5 東西衝突
 おわりに

第二章 『倫理学原理』批注
 はじめに
 1 F・パウルゼン『倫理学原理』
 2 革命的心情
 3 宋明学への固着
 おわりに

第三章 共産主義宣言
 はじめに
 1 民衆の大連合
 2 クロポトキン
 3 デューイもしくは胡適
 4 婦人解放論と旧中国批判
 5 湖南自治運動
 6 マルクス方式の採用
 おわりに

第四章 『中国社会各階級の分析』への一考察

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