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生命科学・生殖医療の進展はめざましい。生殖医療は、確かに不妊で悩むカップル、「子どもがもてない」とあきらめていた人たちへの福音である。
しかし問題は、そこから始まる。現在、不妊症や少子化を背景に代理出産が注目されているが、それは男女の産み分けや障害児の排除へつながる可能性がある。そして、無制限な生殖医療の応用がはじまり、その果てにデザイナー・ベビーが誕生しないとも限らない。
いったい、「いのち」の操作は、どこまで許されるべきなのか。遺伝子操作を経た新しい人類誕生の扉はすでに叩かれている。われわれは明瞭な意志をもって「選択」すべき岐路に立たされている。 いのちとは何か、人間とは何か……。いま、われわれに必要なのは、豊かな想像力である。
本書は、日本不妊学会の理事長を務めた第一人者が、生殖医療の現状と問題点を分かりやすく解説し、どこまで許されるのかを問う。
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