壊れゆく景観

壊れゆく景観

取り寄せ不可

出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
川村晃生 , 浅見和彦(日本文学)
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2006年11月
判型
B6
ISBN
9784766413083

「歴史的景観の破壊は、人々の心を荒廃させる!

日本の美しい自然は、古来から歌人や思想家に感動を与え、多くの作品を生み出してきた。
そしてそれらは人々に喜びと発見を与え、日本人ならではの豊かな精神を育んできた。
本書は、文学と自然の深い結びつきを例証し、「開発」の名のもとに進む歴史的景観の破壊に対し、厳しい警鐘を鳴らしている。」                    中村敦夫(俳優・作家)

自然景観や歴史的景観を壊すか残すかという問題は、単に環境問題の領域にとどまるものではない。私たちがどのような風景や景観の中で暮らすかという問いは、私たちの生活の質そのものにまで及んでいるのである。本書では、山野河海の、在りし日の名勝の美しさを、古典に謳われた多数の歌や写真、図版とともに紹介しつつ、現在の惨憺たる乱開発の状況を重ね合わせ、理念なき環境行政のあり方に警鐘を鳴らす。

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